2月5日の謎のイベントの内容が見えてきました。
The Lincoln Motor Company(そう、高級車のリンカーン)の提供による、“Hello,Again” と名付けられたプロジェクトの一環で、David Bowie の名曲 “Sound and Vision” を Beck がリメイクし、それのバイノーラル録音をオンラインで放送する というものらしい。その公開収録的なものが2月5日にあると、そういうことですね?
そのBehind the Scenesが公開されてます。Youtube にいって、HD で見ることをおすすめ。映像きれい!
now.lincoln.com の特集記事によると、Bowie の曲を新しくアレンジしてるだけではなく、同じステージで各ミュージシャンが曲の別々のパートを演奏したりして、サウンド的にも面白いことをしているっぽい。
バイノーラル録音とは、耳の位置にセットしたマイク(スタジオではダミーヘッドを使用してる)でその場で聴こえるそのままの音を録音、ヘッドフォンで再生したときに、録音現場にいるような臨場感を体験できるというもの。“バイノーラル録音” で動画検索すれば、いろいろサンプルが聴けるのでどういうものか分かります。頭部内サラウンドって感じかしら。録音された音と映像は、2月10日に hello-again.com で放送されるそうです。
共同音楽プロデューサーに David Campbell、コンサート・プロダクション・デザイナーに Willo Perron、ディレクターに Chris Milk が起用されています。バンドは、映像をみるに、Joey Waronker(パパになったよ!)と Roger Joseph Manning Jr、そして Jason Falkner がいるね。JMJ(婚約したよ!)は不在。
そして恒例、無駄にキャプチャを貼っておきます。
なんとなくレコクラっぽいノリ。
ロジャマニはTシャツなのに Beck はネルシャツ+セーター。
Beck に前髪がある。
Joey はいつも楽しそうだね。
また、昨日の「火曜日のために Beck とリハーサルしたぜ!」という写真を Twitter で見たのだが、この人たちはどう絡むのだろうか…。そして募集されたエキストラはなぜ必要なのか…。謎。
でもオンラインで見れるようでよかった! しかもバイノーラルって楽しそう。Beckはアイデアを次々と形にしていってるね。楽しみ!
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(追記)
beck.com にもアップされました。新しいネタ的には(もしかしたら映像で言ってることかもしれないけど)、
・170人のオーケストラでのパフォーマンス
・スペシャルな円形のステージでマルチサウンドで演奏され、遠近感の可能性と観衆を
囲んでいる音の移動を試みるパフォーマンス
・視聴者は360度全方向で移動することができ、音の方向をリアルタイムで変えること
ができる
ですって。観衆が真ん中にいて、その周りにオーケストラがいるのかしら? …とにかく10日(日本ではほぼ11日)を待つべし。