(via flickr@___ Look Alive! ___)
「pagina12」というアルゼンチンのサイトに、Beck のインタビューが掲載されまして。
>> “La gente volverá a enamorarse de la música”
なかなか興味深いことが書いてあるんですがスペイン語なので、落ち着いたらごにょごにょしようと思ってたところ、アメリカのメディアが取り上げてくれました。が、英語だってスペイン語と変わらないくらい分からんちんなので、読み取れたポイントだけをざっと箇条書き。
・すでに2010年にアルバムは出来ていたが適切な時期ではないと思ったのでリリース
しなかった
・プロデューサーとしてでは家族を養えない。
・Spotify はいやが応でも避けられない何かだけど、Spotify が僕に払うお金は、一緒に
プレイしてくれるミュージシャンやデスクで働く人々に払うギャラに見合わないの
で、どうすれば持ちこたえることができるかが問題
・ストリーミングサービスの問題は音が悪いこと。デジタルファイルを向上させるため
に Neil Young ががんばっているのを僕は知っている
・インタビュアーが「健康上で問題があったのは本当?」という問いにたいして、
「どこで読んだのさ?インターネット?」とつっこみながら、「背骨に損傷があった
けど今は改善している。だから音楽に戻って来た。回復まで長くかかった。最近は集
中してギターが弾けた。でも前ほどステージで動けるとは思わない」
<参照>
取り上げた元のサイト>> The Future Heart
それを拾ったサイト >> Consequence of Sound、Stereogum など
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音楽ビジネスと Spotify についてはもうちょっと意見を述べてますが、訳が難しく、いい加減なことも書けないので、さくっとあきらめます。Spotify は、自分のプレイリストを公開したり、最近のシングルのロングバージョンを公開してたりもするので、拒絶まではしないけど、まあ、苦々しく思ってはいるのでしょうね。
私的には Neil Young の活動(デジタル配信サービス「PONO」)について、公言しているのが興味深いです。PONO は来年の早い時期にリリースされる予定ですが、Beck がこの度契約した Capitol は、Universal の子会社で、PONO は Universal と契約してるんだよね。時期的にもBeck のニューアルバムとかぶるし、Beck は以前にも “PONOはスゲー” 的な発言してるし(ソースは忘れた)、密かに PONO でのリリースも期待してる私です。いい音、大好き!(PONO についてはコチラを参照)
背骨か脊椎か腰かわかりませんが、健康が回復してるのは見てて分かりますね。特に今年になってからはジャンプしたり転がったりバク転したりしてるしね。「前ほど…」というのあれ、キメの開脚ジャンプはできない、ってことですね?