Morning PhaseについてBeckが口を開いたよ!

さてさて! さてさて!

ぼちぼちと情報を出してきました Beck さん。
rollingstone.com にインタビューが載りましたよ。

 icon-arrow-right Beck’s Long Road to ‘Morning Phase’

最近の主立ったニュースはほとんど RollingStone 誌が発信してますね。
インタビュアーは David Fricke さん。インタビューはアルゼンチンのショーの前、ホテルのガーデンで行われました。ざっくりと要約してみました。


  • Beck 曰く、このアルバムは “California music” とのこと。The Byrds、Crosby Stills and Nash、Gram Parsons、Neil Young などを聴きながら制作したみたい。それらが発想を促してくれたらしい。
  • Fricke さんはアルバムを聴いたらしく(いいなー!)、Scott Walker や David Crosby の名前を上げたり、詩的な表現で曲の印象を話しています(が、意味分からんのでスルー)。
  • Fricke さん曰く、テクスチャーと速さが「Sea Change」に似ている。
  • 俺プロデュース。
  • 「Sea Change」同様、David Campbell 父さんがストリングスのアレンジを手伝っているが、Beck は「Sea Change」の続編と言われるのを嫌がっている。
  • 全部で12曲!
  • Beck 曰く『押し付けがましくなくて、ただそこにある感じ』『長く暗い夜から抜け出すことについての曲』
  • 今年の始めに「Morning Phase」のために基本的なトラックを録音した。
  • 「Morning Phase」のルーツは2005年にナッシュビルで録音したのが最初。この時はフィニッシュしなかったので、2011年に再びナッシュビルに戻ってきて、Jack White の Third Man Studios で何曲かをレコーディングした。その内、「Waking Light」「Blackbird Chain」「Country Down」がニューアルバムに含まれる。( TMR からリリースされた “I Just Started Hating Some People Today” と “Blue Randy” はこの時に録音されたもの)
  • 2009年に録音して棚上げ中のアルバムがあり、これには最近の12インチシリーズの曲が含まれる(!)
  • 「Modern Guilt」を作る前から長い間患っていた脊椎損傷からも回復した。Beck 曰く『数年間、ギターを持ち上げることもできなかった』『「Modern Guilt」の制作は、背中で縛られた手で作ったようなもんだったし、歌うのも痛かった。だから半分はささやくように歌ってるんだ。新曲のいくつかはシャウトしたり叫んだりしてるんだ。‘Thank you!’って感じで。僕はたくさんのアイデアややってみたかった事があった。一昨年とこの半年は実際にそれらができたと思うんだ」
  • 「Morning Phase」に続く‘アコースティックではない’ アルバムを制作しており、まだ流動的ではあるが、来年の遅くには出したいらしい(!)
  • Beck は願わくば来年「Morning Phase」の曲をコンサートでプレイするのを楽しみにしている。『また、みんな(今のバンドメンバー)とね。僕らはこの南米ツアーと夏のツアーをしたけど、みんな忙しいんだよね。ジョーイは今 Thom Yorke と遊んでるし、ジャスティンはアルバムをいっぱいプロデュースしてる。しばらくはそうかも』『彼らとプレイするのは、ここ十数年間の音楽制作のなかで最高のことのひとつなんだ。素晴らしいバンドで、特別なことだと思っている』 Beck はこの夜のショーで “Where It’s At” を〆る前、時間をかけてバンドメンバーひとりひとりにたっぷりと感謝した。『こんなバンドはほとんどない。それはすべてがより大きなものになるようなとても特別なことなんだ』

  • 長い…! 適当に訳してるところもあるので、適当に読んで忘れてください。訳が難しいところは華麗にスルーしています。

    覚えておいて然るべきポイントは、12曲入りで、その内3曲は Jack White が絡んでいる ということです。

    そして曲名が7曲出ています。Unforgivenイエーイ!
     Wave
     Blackbird Chain
     Unforgiven
     Blue Moon
     Say Goodbye
     Waking Light
     Country Down

    また、「Morning Phase」とは別のアルバムの用意が2枚あるとのことですが、こちらは得意の出す出す詐欺の可能性も高いので、忘れたふりをしておきましょう。

    先日のインタビューにもありましたが、長い間患っていた背中の痛みについての話がぐっときますね。当時はそれについて口にすることはなかったけど、やっぱり辛かったんだね…。子供も抱っこできなかったのではないかしら。2011年の Bridge School で、久しぶりに伸びやかな歌声を聴かせてくれた時に、その回復っぷりを見てじんわりきたのを思い出しました。バンドに対する想いも泣けてくるね…! 記事にもあったアルゼンチンのショーの “Where It’s At” からのラストは、ほんとに温かいものがあったもの…!(映像まだ出ず!) 

    そんな苦難を乗り越えた中年が作ったアルバム『Morning Phase』は、きっと中年泣かせのいいアルバムなんだろうな。。 楽しみすぎる!
     
     
     

    4 Comments

    1. あ…涙で文字が霞む…ジーン

    2. ⚫︎コサメさん
      あらゆる方向から泣かせてくるよねー ジンジン

    3. Morning Phase早く聞きたいです。
      最近本当に聞くものがなくて、seachangeをずっと聞いてたし。
      Atoms For Peaceも正直あんまりかっこいいと思わなかったし。

      しかしジャックホワイトのスタジオってよく聞きますね。
      そんなにいいスタジオもってるのでしょうか。

    4. ⚫︎junさん
      私も季節が変わってから、今MPがあればいいのになーと思う時が多々あります。
      そういえばRadioheadもTMRでレコーディングしてましたね。きっと何かいい事があるのでしょう。

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