世界的に品薄になっていた「Morning Phase」の LP ですが、ようやく再プレスされ、日本でもぼちぼち入荷されているみたいです。とりあえず、JET SET で取り扱いを開始しました。Amazon に裏切られてまだ入手できていない人はダッシュです。
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ギター雑誌、Player 5月号 に、Beck のインタビューが載ってます。写真はプレスと去年のライブ時のやつで、計4ページ。
インタビュアーの質問がちょっと「あ?」って感じなところがありますが、それに関係なく Beck はいつもどおりいいこと言ってます。ちょっと抜粋して意訳すると、
(脊髄を痛めた話)僕はそれをドラマチックに扱おうとしてるわけじゃないし、そこに注目して欲しいわけじゃない。
(リスナーの気を引くためのサウンドプロダクションについて)僕はそういう手口を一切使わない作品を作りたかったし、そういう世界に存在していない作品を作った。
(“Blue Moon” をシングルにしたのはなぜ?)いや、それは、レコード会社が決めたんだよ(笑)
(レコードのカッティング映像をティーザーにしたのは?)あのビデオはレコード会社が作ったものだから、僕は関係なかったんだよね(笑)
音響的にも優れた作品にしたかったんだ。高価な音響システムやヘッドホンで聴いた時に没頭できるような作品にしたかった。
などなどなど。詳しくはPlayer 5月号 で!
…シングルもティーザーもレコード会社由来なら、ジャケットもそんな感じかもね(そうであって欲しい)。
音響のために努力した話は「ですよねですよね、ばっちりですよ先生!」って感じ。Beck は目指したサウンドを完璧に表現できるまで、絶対に完成にはしないんだろうなー。だから言ってることと作品とにずれがないんだろうよ。
また、インタビューの中で「アルバムのショートフィルムのシリーズは数週間以内に発表されるよ」「次のアルバムはもうすぐ完成する」とか言ってますが、このインタビューはたぶんアルバム発売前のものだと思うので、今どうなってるかは不明。
ニンニン
レコード届きました?
自分とこにもわりかし早く届いてずっとレコードで聴いていました。実はレコードで聴くのが一番楽しめました。CDではピンとこない曲とかもあったのですが、レコードではおお!こんないい曲だったのね、と良さが伝わってくる部分もありました。
ところで、アルバムのプロモーションは殆どレコード会社がやったんですね。あのレコードカッティングなんかはベックがアイデアを出したとばかり思っていました。でも、キャピトルの中にもよくわかっているヤツがいたのかもということにしておきます。
●manさん
うちは12日に届きましたよ。
ソフトが違うとおお!って思う部分も違いますよね。
うちはやっぱハイレゾで初めてUnforgivenを鳴らしたときの異次元っぷりがすごい印象深いです。
プロモーションは全部レコード会社のしきりだと思いますよ。自分本体が関係するプレス写真などは、アイデアを出したかもしれませんが。
カッティングの映像はフィルター処理がいけてなかったので、Beckは監修してはいないだろうなとは思ってました。あの映像もジャケットもウケはいいので(ハム調べ)、マーケティング部隊の狙い通りなんだと思います。
(ま、全部予想ですがね☆)