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T Magazineの表紙、
ニューアルバムは春

毎朝5時にネコが起こすので、ついでに何か良いことが起こってないか、寝ぼけ眼で SNS をチェックするのが私の日課ですが、今日はちょっとしたことが起こっており、二度寝もできないまま今に至る Ham ですコンニチワ!

New York Times が発行しているフリーマガジン「T Magazine」。その3月5日に配布する Men’s Style Issue は、世代の違う3人のミュージシャン、Beck、Kendrick Lamar、Tom Waits をフューチャーしています。表紙も彼らの3パターン。Beck 先生、表紙っす。

記事は New York Times の Web サイトで読めます。ちょっとした映像もあり。
 icon-arrow-right Three Iconic Musicians on Artistic Creation — and Its Importance Now

音楽についてや Pharrell Williams とのコラボについて、そしてニューアルバムについて話しています。それによると、ニューアルバムの発売は “this spring” です。今年の春です。来年の春ではありません。今年の春です。

インタビュアーが言うには、10曲聴いたけど今までの Beck にはないサウンドで、“巨大なダンスフロア対応の盛り上がりと全く新しいソニックレンジを持っている” らしい(Google先生曰く)。

Beck は「シンプルで、アップリフティングで、心を突き動かされるような刺激的な感じ。今作はそういう感覚にフォーカスしている。こういうのはすごく難しくて、とても失敗しやすい。でたらめなものになっちゃったり、ありふれたなものになっちゃたりして。陳腐なものとホンモノは紙一重なんだよね。ばか騒ぎも、色んなムーブメントも、純粋な喜びも、微妙な違いしかないんだ」といったようなことを言っています。


 

表紙の写真どーん。撮影は Craig McDean さんです。髪型からしてグラミーの後だね。

さてどんなアルバムでしょうか。私的には、ファンクやソウルを相手に壮大なジョークをかました「Midnite Vultures」的な試みを、今のミュージックシーンでトライした感じなのかなと思ってます。オチはあるんだよね?てか本気なの?みたいな。わかんないけど。

さて春はいつくるのでしょうか。早くて4月、普通なら5月、遅くなって6月、とかいって7月…かな? あぁ 楽しみ!(そして少しこわい)

Citi Sound Vault

アメリカは不穏な状況ですが、Beck から今年初めてのライブのアナウンスがありました。米銀行大手の Citi が主宰する Citi Sound Vault というイベントで、2月8〜12日に LA の Hollywood Palladium で行われます。このイベントは Metallica、Sting、Beck、The Chainsmokers の4組のアーティストが日替わりでライブを行うというもの。ミート&グリートなんかもあるそうですが、チケットは Citi のカードメンバーでなければ購入できないらしい。Beck の出演は10日。
 icon-arrow-right https://www.citiprivatepass.com/citisoundvault

Hollywood Palladium は Saint Laurent のショーをやったところですね。

ついでに Beck 近影を。ハンバーガー屋にいたそうです。

@UHR - Twitter

1/7 HAITI RISINGでパフォーマンス

Sean Penn 主宰のハイチ大地震の被災者救済のチャリティーイベント「6th Annual Sean Penn & Friends HAITI RISING(旧Help Haiti Home)」に、Beck が余興担当として登場しました。
何をプレイしたかは定かではありませんが、インスタには “The Golden Age” と “Where It’s At”、そしてゴスペル隊を従えてのゴスペル的な何かをやっています。(追記:“Fourteen Rivers Fourteen Floods”もやったみたい)
バンドはドラムに Joey、鍵盤に Roger Manning、そしてベースにはアフロなあいつが…! ジャスティーーン!(ギターは Jason じゃない誰か)

This just happened. #beck #whereitsat #haiti #seanpenn #montagebeverlyhills

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Gospel times over here in the BH. . . .

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一番上の写真は @UHR さん撮影。プレス写真は Getty へどうぞ。

ちなみにリハーサル時のショット。

Lady Gaga「Joanne」がリリース

Lady Gaga「Joanne」がリリースされました。Beck が参加した曲は5曲目の “Dancin’ In Circles” です。
 icon-arrow-right amazon.co.jp
 icon-arrow-right iTunes Store

この曲のクレジットはこちらを参照。Beck は曲をかいた(人の中のひとり)みたいです。ガガみたいな人のアルバムは多くの人が関わるので、Beck の痕跡を聴き取るのは困難すね。プロデューサーの Mark Ronson が RollingSton 誌のインタビューで Beck とのコラボについて話しています。

ベックとのコラボレーションは、マーク・ロンソンが偶然ベックに会って、彼をスタジオに招待したことがきっかけだったという。「ガガにとってはアイドルに会うようなものだったんだ」と彼は語っている。「ベックはこの20年のアーティストでガガにすごく影響を与えた、お気に入りのアーティストなんだよ。ガガはそもそもベックのファンだったんだ」“Dancin’ In Circles” はベックによるアコースティックの楽曲が、マーク・ロンソンいわく「“Alejandro” のような、かつてのガガの楽曲や『ザ・モンスター』収録曲」へと姿を変えた1曲になっているという。

NME-jp の訳文はこちら
 icon-arrow-right レディー・ガガ、ベックやテーム・インパラが新作にどのように参加したか明らかに
原文はこちら
 icon-arrow-right Lady Gaga’s ‘Joanne’: Mark Ronson on Producing ‘Raw and Exposed’ New Album
 
Beck がいつもみたいにアコギで曲を作って、それをみんなで肉付けしていった…って感じですかね? ガガの SNS などで「MAKING JOANNE」と題し、レコーディング風景のショートムービーを公開しており、今日はその1回目である “EPISODE 1: A-YO” をアップロードしました。Beck 回があればどう関わったのかもうちょっと分かるかも。期待してまってるわ。
 icon-arrow-right https://www.instagram.com/ladygaga/

上の写真は「Joanne」のブックレットより(たぶん)。Father John Misty(Bの隣ね) が前に Instagram でやってた謎の「スマホを見るオレ」シリーズの一環をかねてるのか。

Wowの新たなリミックスとか

TOKiMONSTA のリミックスだそうです。世界ではとっくに公開されてましたが、ようやく日本でも聴けるようになりました。興味ある方はどうぞ。
 icon-arrow-right https://youtu.be/M6yoOiGPrVY


さて10月21日、そう、明後日リリース予定のニューアルバムですが、リリースされる気配は微塵もありません。本国の広報のリリーススケジュールではまだ21日になってますが放置されてるだけでしょう。11月リリース説がありましたが、最近になり来年頭リリース説が浮上しました( LA のラジオ局 KCRW のナビゲーターがそう言っていたそうです)。Hostess はざっくりとした時期すら明言を避けています。もう風に吹かれるしかありません。テルミー, メルロン!

(写真は私のデスクトップに貼ってある可哀想なカウントダウン・カレンダー。ヘッ )