本日のBeckさん。レザーとDiorを交互に着ているもよう(via musicfeeds.com.au)
さて、見てきました生Beck。そこにいましたBeckさん。
2009年の Modern Guilt ジャパン・ツアーぶりに Beck のライブを生で見ましたが、映像でかいま見れた印象どおりに、終止リラックスしたおもむきでしたよ。私感にすぎないけど、なんだが、いい意味でふんにゃり(ふんわりで、ぐんにゃりの意)してるなーと思った。適当にやってるわけじゃなくて、もちろんお客を楽しませようとしてるんだけど、お客が楽しもうが、途中で帰ろうが、Beck の心を揺さぶることはないし、ステージに立つことなんか大したことではないんだろうなと、薄らぼんやり考えながら聴いていました(いい意味でね)。和やかというかなんというか…。バンドににっこりしたり、お客ににんまりしたりして、なんだか楽しそうだった。最後も一度ひっこんでからまた出てきてニッコリと手を振って帰っていったよ。
バンドもしっかりしてて余裕と安心感があった。音もよかった! フジロックっぽく、ちょっとすり鉢状な立地のせいもあるかしら? 下は芝生なので後方のお客は寝転んだり、してユルユルな時を過ごしていました。日本以外のフェスはきっとあんな感じでユルユルなんだろうな。その方が楽しいよ。
私は前から2列目の若干ステージ右寄りで見たんだけど、前の人が身長低めのゲイのカップルだったので、見やすかったです。カップルがチュッチュッしたりスリスリしたりすると隙間がなくなるので見にくくなったけどね。前半は結構まったりした感じだった。悪くはないんだけど、普通だな、、普通だなおい、、と思いながら見てた。”Strange Apparition” はライブで聴いたことがなかったのでどんなもんかしらと思っていたけど、どうなのかしらコレ?って感じだった。たぶん歌詞変えてたし、音も(わざと)変えてたし、どうなのコレ? ”Golden Age”、”Lost Cause” としっとり聴かせて、ビーチの思い出?的小話とその即興曲( Hank Williams っぽい)をかまし、ちょっと盛り上げた。
(最初がちょびっと入っていませんがsorry)(耳はゲイ君Aね)その後の “Soldier Jane” がややのっぺりしちゃったかも。でも次の “One Foot” で点火し(イエーイとか言ってた)、後はアゲアゲですよ。最後までアゲ曲並べましたよ。やられたね。”Qué Onda Guero” の最初でウェローーーと勢いよく叫んだけど、歌い出し間違えてテヘペロってたよ。ウララ・サソ〜ンで声ひっくり返ってたし。なんか面白い感じになってた。後方のお客がどんなになってたかは知りませんが、前方のお客は美女も野獣もゲイもぴょんぴょんキャーキャーでした。”Gamma Ray” で客が「ア〜ア〜」をコーラスするのが面白かった。あと “Loser” で謎のシタール奏者が出てきたよ。
…前半どうかなと思ったけど、終わってみれば良かった感覚しかなくなった! 楽しかった! 明日も見れるなんて最高! ベック! ねむい! 飛行機眠れなかったし!
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Black Tambourine
Soul of a Man
Modern Guilt
Think I’m In Love
Girl
Strange Apparition
The Golden Age
Lost Cause
(impromptu)(Like a Lonesome Whistle)
Soldier Jane
One Foot in the Grave
Hotwax (and Guiter solo)
Qué Onda Guero
Devils Haircut
Loser(with zitherist)
Gamma Ray
Where It’s At
E-Pro
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Ham, I’m envy you! I want to see and hear Beck,oh if I could… I’m happy for you :)
●To Komtanya
Thank you!