雑誌 Newyorker が「BECK IS HOME」と題した特集記事を掲載しました。
Beck Is Home
とても良い記事だと思います(といっても Google 翻訳先生に頼りまくって読んだだけなので完全には理解してないけど)。記事の中で、ライターの Amanda さんは Beck が運転するシルバーのメルセデスでドライブをしています。アートや子供の頃の話、両親の話、最近の仕事っぷりやプライベートの話、「Hyperspace」の話などを交えながら、LA の馴染みの場所を巡り、ステーキを食べ、最後には海に行きます。父 David Campbell、弟 Channing、エンジニア David Greenbaum、そして Pharrell Williams のコメントなんかもあったりして、いつものインタビュー記事とは一味違った親密な内容になっています。
個人的に興味深いところを意訳しておきます。(毎度のことで自分でもうんざりですが)合ってるか分からないのでそれなりに読んでください。
・「Hyperspace」は彼自身のことについて書いたものではないとし、「僕の人生を歌に詰め込もうとすると、本当にぶざまなものになる」とのこと。
・エンジニアの David Greenbaum は何百時間もの未公開の素材が入っている大量のハードドライブを持ってきた。(「Hyperspace」のオルタネイト・トラック、「Roma」のインスパイア・アルバム用の未公開の曲、古いデモ、未完成のアルバム「Rococo」の曲などが入っているもよう。お宝すぎる…)
・「彼のような人は誰もいません」と Greenbaum。「彼はできたモノを超えれるか確認するために、膨大な数の異なるバージョンとアプローチを試みる。どれだけ作業が進んでても、それがより良くならなければ、元の状態に喜んで戻る」
・Pharrell が Beck について「彼は賢い男です。彼は時節を理解し、大衆の気質を理解し、現れどきを正確に知っている」(略)「彼は同時代の誰よりも優れている。彼は決して彼らと同じレーンにいたことはなかった。彼はいつも緑の牧草地を歩いていた。彼らがロスやシアトルのハイウェイにいた時も、彼は心の牧草地にいた」(素敵な表現…!)
・「彼はリブアイ・ステーキ、クリームほうれん草、マッシュポテトを注文しました」(やっぱ肉だよな…!)
・車から降りて、ウォーターフロントを歩きながら私たちはアートが完成した時をどのように知るかについて話した。彼は「これで終わりかも?というポイントがある。でも目覚めると同時に曲が鳴りだすんだ。メロディー、ハーモニー、ベースライン。いつも頭の中でラジオが鳴っているみたいな感じ」
素敵な写真は David Benjamin Sherry 氏によるもの。氏は Rodarte を着る Beck と Charlotte を撮った人です。1カットだけ? もっと撮って!