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南米ツアーについて

ニューアルバムのニュースで沸き上がり、浮き上がっている我々をよそに、beck.com では南米ツアーについての情報を連続してアップしています。

まず11月12日のブラジル、Porto Alegre でのショーがキャンセルになりました。キャンセルは珍しいですが、技術的、物流的(?)なことによるキャンセルらしいです。その代わりに、同12日、ウルグアイの首都モンテビデオでの公演が決まっています。ウルグアイでの公演は始めてね!

南米ツアーをまとめると、

 11月 7日 – チリ・サンティエゴ( Blur と対バン)
 11月 9日 – ブラジル・サンパウロ (Planeta Terra Festival)
 11月12日 – ウルグアイ・モンテビデオ
 11月14日 – アルゼンチン・ブエノスアイレス (Planeta Terra Festival)

1週間で4カ国も行くんだねー がんばって!

上の画像は、Beck のオフィシャル Facebook にひっそりアップされていた画像です。チェ・ゲバラ的な。南米ツアーの物販用のTシャツかしら?と思ったけど詳細不明です。いい絵です(さすがオフィシャル!)。なんだか分からないけど欲しい!

 

祝! ニューアルバム “Morning Phase” 2月リリース

とうとうこの日がやってまいりました。

“Modern Guilt” のリリースから5年ちょっと、
ようやく東のお空にのろしが上がりました。

ニューアルバム “Morning Phase”、2014年2月発売です! ワーー!

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プレスリリースによると、“Morning Phase(モーニング・フェーズ)” は “Sea Change” と姉妹編となり、“Sea Change” の参加ミュージシャンであり、今ツアーにも同行している、Justin Meldal-Johnsen、Joey Waronker、Smokey Hormel、Roger Joseph Manning Jr、Jason Falknerが参加しているとのこと。その後はすみません、うまく訳せませんが、“Sea Change” を思わせる素晴らしいハーモニーと音作りとエモーショナル感で、気持ちを楽にしてくれるアルバムであると書いてある気がします。

そして大手の Capitol Records と契約しました。メジャーに返り咲きです。いつまででどのような契約かは分かりませんが、アルバムですからね、多くの人に聴いてもらうにはメジャーの方がよいのでしょう(知りませんが)。
日本盤のリリースはどうなるのでしょうか? “Modern Guilt” は Hostess からリリースされてますが、これいかに。

プロデューサーの名前はないので、たぶんセルフでしょう。

上の小動物がビックリしてるような写真は新しいプレス写真です。Peter Hapak さんの撮影。Peter Hapak さんは Sound And Vision のこの写真を撮った方です。

ハァ ハァ(息切れ)

… “Sea Change” ライクなアルバムですよ。前から言われた2枚のアルバムのうちの、アコースティック盤の方でしょうね。待ってた、、待ってたよ…!! マ ジ で !

“Morning Phase”、美しい言葉だねぇ。(またしてもM始まりのアルバム名…!)
悲しみと黄昏の “Sea Change” をへて、朝を迎える “Morning Phase” 。穏やかな光がぼんやりと広がるような、清々しくも静かな情景が目に浮かびます。そんな冬の朝に響くアコギの音だって聴こえてきちゃいます(たぶん脳の異常)。Santa Cruz 公演で1回だけ聴かせてくれた、たぶん収録されるであろう未発表曲からもそんな雰囲気を感じました。そのうちの1曲の「Morning」はタイトルトラックになるのだろうか? とっても好きで、ライブ音源を聴いては「スタジオ録音聴きてー」と思っていたので、アルバム名にその名を見た時は二重に嬉しかった。
前にも書いたけど、Santa Cruz 公演の音源はこちらで全部聴けます。「Morning」はNo.7の1曲です。その他にアルバム収録候補かもしれない「Don’t Let It Go」「Unforgiven」「Evil Things」も聴けるのでぜひ。

…皆さんも泣いたり吐いたりしながら喜んでおられることと存じます。これからリリース日やトラックリスト、ジャケットなどがじわじわ公開されるのかと思うと、2月まで鼻血がとまりませんね。楽しみすぎる! キャハーー!

(嬉しさのあまり語る中年)
 

Life Is Beautiful の映像など

Lou Reed が亡くなってしまいました。
各地で哀悼の意が溢れていますが、Beck も Record Club の Sunday Morning 映像を再度アップロードして追悼しています。
Beck による、Velvet Underground「Who Loves The Sun」の素敵なカバーを貼っておきます。almostaghost が Soundcloud にアップロードしてくれました。Thanks!

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そして昨日の Life Is Beautiful のセットリストが判明。新・珍なしです。

 01. Devils Haircut
 02. Black Tambourine
 03. One Foot In The Grave
 04. Loser
 05. Hotwax
 06. Qué Onda Guero
 07. Girl
 08. Think I’m In Love
 09. Soldier Jane
 10. Lost Cause
 11. Fourteen Rivers Fourteen Floods
 12. Sissyneck / Billie Jean
 13. Debra
 14. E-Pro
 15. Where It’s At

写真はここらへんで大きめのものが見れます。
今のところ映像は、「Loser」と「Where It’s At」しか見かけません。「Where It’s At」が素晴らしいので貼っておきます。ジャケットを脱ぎ捨て、ひょこひょこ踊る Beck がかわいいぞ(かわいいとしか言いようがないぞ)。

Beck、Gambinoにアルバム名を授ける

去年、アルバム「ROYALTY」で Beck とコラボした Childish Gambino。12月10日にニューアルバム「Because the Internet」をリリースするそうですが、このタイトルは Beck が考えたそうです。MTV のインタビューで応えています。

>> Childish Gambino’s Because The Internet Started As A Punch Line With Beck

以下、Gambino の言葉を抜粋。

Beck は活動初期の頃、オルタナのスターたちは互いに話をしなかったけど、ラッパーからはグレイトなフィードバックを受けたということを思い出して、今でもまだそんな風潮なのか知りたがった。で、僕は “うーん、実のところ、なぜなら、インターネットが… や、こんな風に文を始めるのは嫌だな(Well, actually…because the Internet — and I hate starting sentences that way,)” って感じに言ったら、Beck が “それ、君のアルバムのタイトルにすべきだよ” って言ったんだ。それはジョークだったけど、僕はそれについてずっと考えてたんだ。それがうまくいって、だから Beck がタイトルを僕にくれたって感じなんだ。
僕と Beck は話しあったり、遊んだりして… 彼は本当にクールで、音楽についてたくさんのことを教えてくれたんだ。

とのこと。上の写真は、いつかは知りませんが、お仕事中の Beck と Gambino。Beck が履いてるのはオニツカタイガーかしら。そういえば去年のインタビューで Gambino と4〜5曲レコーディングしたようなことを言ってましたが、どうなったんでしょうね。アハン
 
 
 

Treasure Island の映像

昨日の Treasure Island の映像がじゃんじゃん出てきましたので、いくつか貼っておきます。2011年の Napa のライブ映像をアップしてくれた AdmiralNeeda さんが大量にアップロードしています。“Devils Haircut” と “Modern Guilt” と “Where It’s At” 以外は全部ある。えらい!カメラワークもえらい!

“Let’s Get Lost”
いろんなメディアが流してた映像よりもきれいだし、全部きけます。歌いだしとか音程とかヒヤヒヤしっぱなしだわー。Beck はシャイ丸出しだし。このあとの “Soldier Jane” は抜け殻のようになっていたよね Beck さん。

“Think I’m In Love”
いつも安定したかっこよさを見せてくれる “Think I’m In Love”。歌詞間違わないし。音数多めなリズム隊がいいよね。

“Hotwax”
80年代ギターソロが始まった時に、後ろで JMJ が客に向かって「おいお前ら何やってるんだ、先生のギターソロだぞ!」って感じにあおるのがおもろい。

“Sissyneck / Billie Jean”
So, へなちょこムーンウォークからのストール縄跳びです。縄跳び(飛べてないけど)のマジ顔は必見です。父ちゃん楽しそう!

“Debra”
レディを世界一周に連れて行くためにマイレージをためていること、払い戻しのできないチケットやバンコクへの経済的なフライト( Osaka 経由?)といった旅費について、長々とお話しされているもよう。意味わかりません。「もういいよ!」って感じで一度ソデに引っ込む時、JMJ の「ヘイ!Beck、どうしたってんだ…!」的な寸劇補佐がいい。JMJ にしかできないわー。最後どうしようもなくなって吹き出す Beck がかわいい。

他の映像もリンク貼って置きます。

 01. Devils Haircut
 02. Black Tambourine
 03. Soul Of A Man
 04. One Foot In The Grave
 05. Modern Guilt / Tainted Love
 06. Think I’m In Love / I Feel Love
 07. Loser
 08. Hotwax
 09. Qué Onda Güero
 10. Let’s Get Lost (With Sleigh Bells’ Alexis)
 11. Soldier Jane
 12. The Golden Age
 13. Lost Cause
 14. Sissyneck / Billie Jean
——
 15. Debra
 16. E-Pro
 17. Where It’s At

(追記)
・アフロ以外みんな帽子着用
・ロジャマニの格好がパラッパラッパーっぽくね?

妙ちきりんなとこばっかピックアップしてる私ですが、“One Foot〜” は文句なしにかっちょいいし、“Golden Age” も素敵だし、聴かせどころも十分あるグレイトなショーだったのではと思います。なにより Beck が楽しそう!
週末はラスベガスです。新曲聴きたいよ!