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グラミー賞をまとめます!

さてさて、本日行われましたグラミー賞授賞式。Beck の「Morning Phase」は、最優秀エンジニア・アルバム(BEST ENGINEERED ALBUM, NON-CLASSICAL)、最優秀ロック・アルバム(BEST ROCK ALBUM)に加え、なんと、なんということか、最優秀アルバム(ALBUM OF THE YEAR)を受賞しました。すっげー!
そんな大いなる日を、レッドカーペットの様子から順を追ってまとまます!(写真は Gettyimage より)

上の写真は会場に到着したハンセン夫妻。
Beck はレッドカーペットがもっともごった返している時にやってきました。
Beck を探せ!(答えはクリックで!)

grammy.com のインタビューを受けます。

 
この時すでに主要ではない部門の発表は終わっていました。
最優秀エンジニア・アルバムでは、Darrell Thorp をはじめとするエンジニアに皆さんが壇上に上がりスピーチしました。よかったね!

 
最優秀ロック・パフォーマンス(BEST ROCK PERFORMANCE)、最優秀ロック・ソング(BEST ROCK SONG)の受賞は逃しました。ちなみに最優秀ロック・パフォーマンスは Jack White、最優秀ロック・ソングはJMJ がプロデュースした Paramore の “Ain’t It Fun” がもってきました。おめでとう!(ここらへんの部門はほとんど誰も壇上には誰も登らず、しれっと終わった)

そして一段落あり、本格的なグラミー・ショーが始まりです。
なんやかんやのパフォーマンスや発表が続き、最優秀ロック・アルバムの発表がやってまいりました。

 
Beckのスピーチ(WOWOWより)
  仲間たちに感謝します。20年以上一緒に製作してきた愛すべき仲間たちです。
  中心になった人物が3人います。トム、ダレル、ボムありがとう。
  君らの忍耐強さに感謝するよ。コズモ、チューズデイやメリッサ、
  そしてキャピトルレコードのスティーブン、ジョンとマイケルに感謝します。

 
Ryan Adams、The Black Keys、Tom Petty & the Heartbreakers、U2 をおさえ受賞! The Black Keys とハグです。なにげにシャツを着替えてます。

いえーい!

なんやかんやのパフォーマンスや発表が続き(←適当)、Prince が登場! Prince かわいい!そしてそのプリンスが最優秀アルバムを発表します。

 
Beckのスピーチ(WOWOWより)
  どうしよう… やあプリンス。
  このアルバムに関わってくれた全員がステージに上がるべきです。
  彼らは忍耐強く録音を助けてくれた。制作の大半を自宅でやっていたので、
  協力してくれた子どもたちにも感謝します。
  ストリングスをすべて担当したD.キャンベル。
  ミュージシャンやプロデューサーなど、
  この賞を与えてくれたすべての人に感謝します。

まさかの受賞! Beck の小さいガッツポーズ!(涙) Marissa も超驚いててかわいい! Pharrell と硬い握手をかわして壇上へ。Prince からトルフィーもらうってすごくいいね! Hi, Prince!
 

そのステージにカニエさんが恒例の乱入。でもすぐに退散したカニエさんに「I need some help! Comeback!」と呼びかけ、ノリを大切にする大人な Beck。エンジニアの皆さんも壇上にのぼりみんなで祝福です。バンドもあげたかったろうな…!

(私の)興奮冷めやらぬうちにパフォーマンスです。ホストは Dave Grohl。Chris Martin との “Heart Is A Drum” です。

 
(きれいな映像でてきたら貼り直します)
バンドにも光をあててあげて!

バックステージの愉快な二人。

ここで私も集中力が切れたのでその後のグラミーがどうなったか知りません。

主要4部門は Sam Smith、Sam Smith、Sam Smith、Beck でした。Sam Smith の独占を阻止してやりました。

…まさか ALBUM OF THE YEAR はないだろうと、Beck も含めみんな思ってたと思うけど、まさかのまさかです。グラミーなんてもう関係ないと思っていたし、実際若い子たちは「 Beck ってだれ?」という感じだろうけど、やっぱり大衆の面前で認められるというのはアーティストとしてめでたいことだと思う。単純に嬉しい! わーい

Beck が「Player」のインタビューで言っていたことを思い出しました。

最近ラジオでかかる曲には、特定のサウンド、プロダクション・テクニックを使っているだろ?僕はそういう手口を一切使わない作品を作りたかったし、そういう世界に存在していない作品を作ったんだ。とにかくパーソナルな作品を作りたかった。今のこの時代にも、過去とも関係がない作品だと言えるし、どのムーブメントとも関連性がない作品だと思う。言うなれば、友達との会話を題材にしたような作品なんだ。

そんなふうに作った作品が、存在してるつもりがなかった世界で認められたわけです。感慨深いわ…。
 
よーし 今夜はトンカツよ!

2/6 Bob Dylanトリビュートコンサート

本日、ロサンゼルスの Convention Center で行われた「MusiCares Person Of The Year Tribute To Bob Dylan」のコンサート。Beck は最初のアクトで登場し、“Leopard-Skin Pill-Box Hat” を演奏しました。バンドはいつもの JMJ、ロジャマニ、ジェイソン、スモーキー、ジョーイにくわえ、Jenny Lewis と Emily Armstrong がバックコーラス的な感じで参加しています。Gus はいないっぽい。
Beck はすんばらしかったそうです。レディガガさんが言っているので間違いないです。

Beck のこのキラキラジャケットは Saint Laurent の2015年春夏のコレクション! 今年のフェス回りは SS15 を着たおすのかしら? わーい着て着て♪(← SS15 好き)

このコンサートのセットリストはこちら。Jack White は “One More Cup Of Coffee” を歌ってます。写真はここらへんなど。映像はまだです。


コンサート後の様子。相変わらずのゆるふわ顔の Beck さん。バッグのふたはやっぱり開いてるし、ハットをかぶってるくせにハットを持っています。シャツは Saint Laurent のこれ。ブルゾンもよさげっすね。

グラミーたのしみ! キャハー

10/12 Corona Capital Festival


(via instagram.com

11、12日にメキシコシティーで行われた Corona Capital Festival。両日とも土砂降りに見舞われ、ぐちゃめちゃな状態だったらしいですね。Beck の12日のヘッドライナーとして出演。開始時刻はおしたみたいですが無事に終了しています。スペイン語圏なので “Qué Onda Guero” はマル必だね。アカプルコ〜

  • Devils Haircut
  • Black Tambourine
  • Beercan
  • Qué Onda Guero
  • Hell Yes
  • Gamma Ray
  • Think I’m In Love / I Feel Love
  • Soul Of A Man
  • Blue Moon
  • Sissyneck / Billie Jean
  • Girl
  • Timebomb
  • Loser
  • Sexx Laws
  • Debra
  • Where It’s At / One Foot In The Grave
  • E-Pro

これは Corona Music が撮ったプロショット。“Loser” と最後の “E-Pro”。(非公開になっちゃったけど公開されることを願って貼っときます)

 
最後だし、警告テープは最後に貼ったのね。テープの文字がちゃんと読めるよう、調節してまっすぐにしようとする Beck。
(追記:上の映像がまだ見れないようでしたら、そのコピーをアップした人がいるのでそのアドレスを貼っときます。 icon-arrow-right http://youtu.be/ZOzTgPqQeBk
 
オーディエンスが撮った映像だけど、結構きれいだけど、わりとめちゃくちゃなダイジェスト。

 
…ツアーはこれにて終了です。テレビ出演を合わせると全部で63公演。2008-9年の Modern Guilt ツアーぶりのロングツアーとなりました。お疲れさま! 残念ながら来日はありませんでしたが(※奇跡が起きない限り)、テレビ出演やリアルタイムで観れたフェスも多々あり、ネットストーカー的にもなかなか充実したツアーでござんした。Beck フォルダがはち切れそうだぜ!

先生はこれからスタジオに潜るのかしら。決まっている予定は2月上旬の Bob Dylan のトリビュートコンサートのみです(たぶん)。

ああ、なるべく近い未来に、新しい何かを聴かせてくれたり、見せてくれたりすることを祈ります。(……という日々がまたやってくるのか、、)

10/10 ACL Festival(2週目)

ACL Music Festival の2週目、この公演はストリーミング配信もありました。(上の写真は blog.austin360.com より)

  • Devils Haircut
  • Black Tambourine
  • Think I’m In Love / I Feel Love
  • Soul of A Man
  • One Foot In The Grave
  • Blue Moon
  • Sissyneck / Billie Jean
  • Hell Yes
  • Girl
  • Timebomb
  • Loser
  • E-Pro
  • Sexx Laws
  • Debra
  • Where It’s At

久しぶりに “Billie Jean” をやりましたね。“E-Pro” の前に The White Stripes の “Seven Nation Army” のリフを弾いてちろっと歌ったりして。ジョーイがつかさずバスドラ入れてくれればよかったのに! あとは “Debra” にヨーデルいれたりしてたね。
全体的にカメラワークが不満でしたが(ギターのアップじゃなくて Beck ダンスを撮るべきだろ・テープカットの瞬間はおさえるべきだろ・スライドはもっと引いて撮らなきゃ・ねえ今あの人シャドーボクシングしてたんじゃないの! など)、楽しいライブだったのでは。

写真は ACL の Flickr がきれいです。後半が2週目の写真。
 icon-arrow-right 2014 Beck @ ACL Festival

あとはこことかこことかGettyとか。

明日はメキシコで千秋楽!
 icon-arrow-right Corona Capital 2014

10/9 Houston公演

本日の公演は、テキサス州ヒューストン(Houston)にある Bayou Music Center で行われました。オープニングアクトに Jenny Lewis。(上の写真は houstonpress.com より。たまには変顔)

  • Devils Haircut
  • Black Tambourine
  • Beercan
  • Qué Onda Guero
  • Hell Yes
  • Gamma Ray
  • Think I’m In Love
  • Soul of A Man
  • Blue Moon
  • Lost Cause
  • Unforgiven
  • Girl
  • Timebomb
  • Sexx Laws
  • Debra
  • Where It’s At
  • Loser
  • E-Pro

オープニングがいたせいか、短めのセットっす。でも「最高っす!」と言ってる人多数。Youtube に最前ど真ん中で撮ったと思われる映像が、最後の3曲以外の全曲があります(今のところ)。
 icon-arrow-right youtube@Space City Shows

“Hell Yes” を貼っておきます。Beck さんは今日もお元気で。

 
明日は 10時45分 から ACL の配信ですよ! この後、12日の Corona Capital Festival の出演をもってツアーは終了です。