Photo by Eduardo Festa

最近のインタビューなど

インタビューが何個か出てきました。無論日本語ではありません。

icon-arrow-right The Sun – BECK AT IT Singer Beck on new his new album, dealing with trauma and working with Pharrell Williams-

icon-arrow-right THE IRISH TIMES – Beck: ‘U2 had the best audiences of anyone I’ve opened for’

ざっくり読んだ限りですが、新しい情報(かもしれないこと)を乱暴に要約しておきます。解釈が難解な部分は華麗にすっ飛ばしているので、肝心なことが書かれていないかもしれないし、間違えてるかもしれません。うふふ。いつか日本語のインタビューで補完してくれることを祈ります。

<The Sun>
・Pharrell と仕事をして、来年シングルをリリースするかもと思ってたけど、物事は加速度的に進み、2ヶ月で全てを終えた。
・「Hyperspace」はミニマルなアルバム。この時代のテクノロジーがもたらす美しさと機会だけでなく、不安と恐怖も表現している。
・Pharrell にいつか一緒に働きたいと言われ、マイアミのスタジオに行ったら、彼は “Happy” を仕上げているところだった。
・Pharrell と仕事をするのは勇気がいることだった。自分がスパースターと仕事ができる器なのか分かんなかった。
・Pharrell と最初に作ったのは “Everlasting Nothing”。Pharrell 曰く「サージェント・ペパーズをやろう」
・SNS や顔を合わせる機会が減っているせいで、子供達が共感を学びきれていないことが恐ろしい。曲も変化し、短くなっている。テクロノジーは我々をより空腹にしている。“Hyperlife” はそのことについて歌った。
・“Stratosphere” は20年前にヘロインで失った友人についての曲。他の場所に逃げたいの心の状態について。それはアルバム全体のテーマ。
・人々はそれ(現代の不安と不確実性かな?)の対処の仕方に苦悩している。ある人は非常に怒って激しく暴走する。またある人は、無視したり、悲嘆、緊張、または不信に陥っている。社会にトラウマがあるとき、私たちは自分自身もトラウマを持っている。テクノロジーを通してその中に迷い込んでしまい、憂さ晴らしや政治活動、宗教、麻薬にはまる。曲を途中でやめたので、別の EP を出すつもり。
・プリンスのオープニングをした後、ボディーガードが彼にところへ連れて行ってくれた。プリンスはバンドといっしょにショーのビデオを見て反省会をしていた。レコードを作る時はいつもオーディエンスと関係を築くことを考える。プリンスが教えてくれた。

<THE IRISH TIMES>
・作詞をするとき、ただその音楽のムードを伝えようとしていた。多くのトラックは最初に作曲したので、それらの曲の声を見つけなければならない。マイクに向かうとフレーズが出てきて、言葉から人や場所の肖像画が出てくることがある。
・(昨年オープニングを務めた U2 について)彼らはいつもとても寛大で親切だった。僕がオープニングをしたどのバンドより、U2 は最高のオーディエンスを持っていると言わざるを得ない。U2 のオーディエンスはとても親切で、オープンで、多くの返しをしてくれた。
・これは超デジタルなアルバム。意図的にそう。オーガニックな楽器は大好きだけど、現代の音楽はデジタルでできている。僕はこのアルバムのサウンドでそれを受けとめたかった。(すみません、この後の意図が汲めずスルーします)


また、イタリア版 ROLLING STONE の表紙が Beck です。イタリア版はもう印刷媒体はないのかな? 「DIGITAL COVER」といっていますね。特集記事はこちら。むろんイタリア語。インタビュー映像もありんす。
icon-arrow-right BECK – L’arte della fuga

珍しく薄ら笑い…。

とりあえず以上です。

@calquinn - Instagram

新曲、Everlasting Nothingが公開

とうとう来週発売の「Hyperspace」。みなさん初聴きをいつどこで何で聴くか決めましたか?(え?そもそもそんなこと決めない?)私はまだ決めあぐねています。通常国内盤CDは発売日の前日に入荷しますが、今回はどうなんでしょうね。「Hyperspace」同様、世界同時の金曜発売だった FKA twigs の国内盤は前日入荷しなかったみたいだし、フラゲは期待しない方がよいかしら? そうなると最速でゲットできるのはデジタル販売だけど、どうせ買うならハイレゾ欲しいし、でも国内のハイレゾは高いのでアメリカの発売を待つのか… そうなるとストリーミング配信も始まってるってことだし、ていうか Amazon 特典のデカジャケなにげにほしi(以下略)


本日、「Hyperspace」の最後の曲、“Everlasting Nothing” が公開されました。5曲も公開しちゃうなんて…!

この曲は2013年の「Station To Station」というアート・イベントでゴスペル隊を率いて披露された曲です(Youtube)。アレンジは変わってると思いますが。今年の2月にレコーディング風景をインスタにあげてましたね。エレクトロニカとゴスペルの華麗なる融合… なんですか?(聴いてない&聴かない)


SiriusXM がインタビューしたらしいです。全部聴くには色々しなきゃいけないみたい。


 
ちょっと色々追えてないので逃しているインタビューとかがあるかもしれません。メンゴ!

Paisley Park Sessionsがリリースされました

「Paisley Park Sessions」なる3曲のセッション音源がAmazonからリリースされました。Amazon Music(要アカウント)で配信されています。また、Amazonのアカウントがあれば、3曲500円で購入もできます。
 
 
 icon-arrow-right Amazon Music
 icon-arrow-right Amazon販売 (「今すぐ再生」の下のオプションより購入できます)

これは何かというと、ミネアポリスにある Prince のスタジオ Paisley Park で9月中旬に録音・録画されたもので、“Where It’s At”、“Up All Night”、Prince のカバー・メドレーである “The Paisley Experience” の3曲が収録されています。Prince のカバーはライブでおなじみの “Raspberry Beret”、そのあと “When Doves Cry”、“Kiss”、“1999” と続きます。

今年初めにスタジオからのレコーディングの招待を受けたらしいです。Prince の死後、スタジオAでレコーディングを行った最初のメジャー・アーティストとか(広報より)。

映像は11月18日に Youtube で公開されるみたいですが、現在 Behind the Scenes を見ることができます(朝は見れなかった)(ライトセーバー持ってそうなスクショ)。

ライブとはまた違ったアレンジすね。熱量の高いセッションです。バンドも自由度高いです。3曲なのにブラウスを着替える Beck。リボンタイが麗しいです。

(追記 11/13)
udiscovermusic.jp が Beck のコメントの和訳を載せた記事をアップしました。
 icon-arrow-right ベックがプリンスのスタジオで録音した EP をAmazon Music 限定配信。プリンス・メドレーも収録
ちなみに、「Hyperspace」は日本ではユニバーサルミュージックからリリースされることになったので、国内のおける情報はユニバーサル本体(@UNIVERSAL_INTER)とそのキュレーションサイトであるuDiscoverMusic(@uDiscoverJP)がシェアしていくことになると思います(メディアの独自取材を除き)。 “Dark Places” のリリースに触れなかったりと謎なムラがありますが。


そして先生より一言。

…はい。

@beck - Instagram

新曲、Dark Placesが公開

11月22日リリース「Hyperspace」より、新曲 “Dark Places” が公開されました。アルバムの9曲目です。すでに配信/販売されています。

リリックビデオもありますが、オレたちの国では公開されていませんとよ。

ちょっと心に余裕がないのでまだ聴けていませんがね。
 


おすすめの1枚が毎月届くレコード定期便サービス「Vinyl Me, Please」が、会員限定で「Hyperspace」のパープル盤を販売するとのこと。色盤出しまくりですね。
レコードは29ドルですが、会員費はインターナショナル価格で3ヶ月108ドル送料込み。泣けますね。もし会員さんがいらっしゃいましたら私の分も… ぜひ…
ラベルのデザインが他と違うのがポイント! 1000枚限定です。

(更新 11/9)会員限定が解除になっています。12月のお届けになるらしいですが、一般でも買えるようになりました。

 icon-arrow-right BECK – Hyperspace | vinylmeplease.com

@rohofoto - Instagram

6/26 Voodoo Festに出演

26日はルイジアナ州ニューオリンズ(New Orleans)にある City Park で行われた Voodoo Music + Arts Experience 2019 に出演しました。2日目のヘッドライナーです。1日目は悪天候だったみたいですね。2日目は晴れたそうですが足元がぬか床だったらしいです。セットリストは下記。

    Loser
    Up All Night
    Girl
    Qué Onda Guero
    Debra
    Wow
    Saw Lightning
    Dreams
    Black Tambourine
    Devils Haircut
    Go It Alone
    The New Pollution
    Dear Life
    Lost Cause
    Blue Moon
    E-Pro
    Where It’s At – Night Running

新曲はなしです。“Night Running” やってますね。Matt はいませんが、大勢のダンサー(もしくはただの人)をステージにあげたみたいです。賑やかで終わりたいんだね。

一番上の写真は写真は New Orleans ではお馴染みの Roger Ho さんの写真。あとはVoodoo の Facebook に少しだけあります。夏のツアーに引き続き遠距離からの撮影です。メキシコでは近距離OKだったのに!

Beck はメキシコのあと、すぐに New Orleans 入りしてたみたいですが、フェスの前日は、マブダチ(知らんけど)の Win Butler(Arcade Fireね)が主宰したパーティーにちょろっとゲスト出演しました。DJブースで “Loser” をちょろっと歌ったりしています。

拡声器を見つけた Beck さん。Win に使い方を教えてもらうも、なんかちょっとよく分かんなくて(マイクあてるの?あてなくていいんじゃないの?)結局「掲げる」という使い方をした Beck かわいい。

Beck の次のライブ予定は12月6日。Amazon が主催するフェス、Intersect に出演します。