Category Archives: report

by Mary Caroline Russell

9/17 Music Midtownに出演

ミニツアー2日目の17日は、ジョージア州アトランタ(Atlanta)の Piedmont Park で開催された Music Midtown に出演しました。今回はストライプのシャツです。セットリストですが、Setlist.fm はこう言ってます。

  • Devils Haircut
  • Black Tambourine
  • Loser
  • The New Pollution
  • Qué Onda Guero
  • Mixed Bizness
  • Think I’m in Love / I Feel Love
  • Go It Alone
  • Lost Cause
  • Where It’s At
  • Scarecrow / 1999(?)
  • Blackbird Chain
  • One Foot In The Grave
  • Soul Of A Man
  • Blue Moon
  • Dreams
  • Wow
  • Girl
  • Sexx Laws
  • Strange Apparition(?)
  • E-Pro

うーん、違う気がする。“Scarecrow” や “Strange Apparition” をやったとは誰も言ってないし映像もないし、逆に、“One Foot〜” と “1999” は “Where It’s At” の中でやってるし(証言あり)、“Dreams” “Wow” ではもう白ジャケ着てるし(映像あり)…。わかりまへん。

写真もフェスのくせにほとんどないです。上の写真は lntv.com より。


 
楽しそう。

明日はバージニア州シャーロッツビルで単独公演です。

@caitlynridenour - Instagram

9/15 ニューオーリンズ公演

東南米をまわるミニツアーがスタートしました。本日はルイジアナ州ニューオーリンズ(New Orleans)にある The Saenger Theatre での公演です。今日はとうとう “Wow” を披露しましたよ。下で1曲まるまる聴けます。

 
え、ここで終わらすの!? これからがいいところなのに! That’s Goodじゃないよ! …と私だったら叫びます。無理なことはしないロックスター Beck Hansen。ビジュアルはリリックビデオから歌詞を抜いてますね。

Beck はプレスリー的なフリフリの付いたジャケットを着用。アンコールでは白ジャケ白シャツに着替えてます。

セットリストは下記。オープニングアクトがあった割に長いセットですね。

  • Devils Haircut
  • Black Tambourine
  • Loser
  • The New Pollution
  • Mixed Bizness
  • Qué Onda Guero
  • Think I’m In Love
  • Modern Guilt
  • Soul Of A Man
  • Hell Yes
  • Go It Alone
  • Paper Tiger
  • Lost Cause
  • Heart Is A Drum
  • Blackbird Chain
  • Blue Moon
  • Dreams
  • Wow
  • Girl
  • Sexx Laws
  • E-Pro
  • Debra
  • Where It’s At / One Foot in the Grave

お次は17日、アトランタで開催されるフェスティバル、Music Midtown に登場!

(上の写真は @caitlynridenour さんのインスタより)

by Ryota Mori

7/23 FUJI ROCK FESTIVAL ’16(レポート)

さてフジロックです。7月22〜24日、苗場スキー場で開催しました FUJI ROCK FESTIVAL ’16。20周年を迎えた今年、Beckは2日目グリーンステージのヘッドライナーとして登場しました。Beck の出演は、東京へ戻る新幹線の終電時間の都合上、通常よりも早い7時半からの90分間。Travis → Wilco → Beck の流れになります。おっさん3連打です。

私は韓国公演が最前列だったし、モニターも見たかったでモッシュピットの外で鑑賞しました。7時半だからまだちょっと明るいかなと思っていたけど、始まった時は真っ暗でした(自然光で碧眼を見たかったのだが)。暗くなるにつれモッシュピットの中はむぎゅむぎゅになっていき、Wilco の時はまだ少し余裕のあった私の後方も、隙間なく人が詰まってくる…。やっぱみんな見たいよね Beck! 待ってたよね Beck!

Beck はライダースと黒のドットシャツで登場! “Devils Haircut” が始まった時の歓声のすごいこと。イマイマーーー!のすごいこと。最近のセットリストを知らない人(ほとんどだろう)にしてみれば、このグレイテストヒッツの連投は、まさに WOW の連続だったと思います。23年前の曲から去年リリースした曲まで、いろんな年代の曲が詰まってるわけだけど、それらをこれだけの人が知ってたり盛り上がれたりするわけだから、改めて Beck すげーなと思ったり。

ライブはもちろん素晴らしかったし、Beck もご機嫌でした! 韓国でもご機嫌だったけど、この大観衆のパワーが Beck をのらせたと言っても過言ではないと思う。Beck は饒舌で、「アリガト」「アイシテマス」と日本語で言ったり(ラブリー)、ダンスもノリノリでした。いい顔してたよ!

セットリストはほぼ予想通りで21曲。数々のフェスを渡り歩いて育てた究極のセットリストです。

  • Devils Haircut
  • Black Tambourine
  • Loser
  • The New Pollution
  • Qué Onda Guero
  • Mixed Bizness
  • Hell Yes
  • Soul Of A Man
  • Think I’m In Love
  • Go It Alone
  • Lost Cause
  • Heart Is A Drum
  • Paper Tiger
  • Blue Moon
  • Everybody’s Gotta Learn Sometime
  • Dreams
  • Girl
  • Sexx Laws
  • E-Pro
  • Debra
  • Where It’s At
  •  Good Times – China Girl – Pocket Calculator – 1999 –
  •  One Foot In The Grave – バナナ・ソロ

 
韓国でプレイした “Everybody’s Gotta〜” と “Debra” もやっぱりやりました。 “Everybody’s Gotta〜” は2005年のフジでもやったけど、今の伸びやかな声で、しかも外で聴くのは格別よ…!

アンコールのお召し替えは、上下白のスペシャルバーションでした。ウケるし、かっこよすぎる。シャツも黒ドットから白ドットへ変身です。…いつも思うけど、ステージの裏で汗だくのスキニーを頑張って脱いだり、焦って着替えたりしてる Beck(マリッサが手伝ったり)を想像すると微笑ましすぎてウケる。

160725a(via fujirockexpress.net

そしてメンバー紹介はいつもどおり Chic、Bowie、Kraftwerk、Prince のカバーを少しずつ。韓国公演は年齢層が割と若かったせいか、Bowie も Prince もリアクションは普通だったけど、やっぱフジのお客さんは反応良いですね。もっとちゃんと歌ってくれれば最高なんだけど。自分紹介では短かったけど “One Foot〜” をプレイ!(わーい) ついでにバナナ・ソロもやりましたが、会場は「?」だったね☆

写真は今のところ、fujirockexpress.netspice.eplus.jp を発見。
上2つの写真は fujirockexpress.net から(勝手に)拝借した森リョータさん撮影のお写真です。素敵です。

* * *

Wilco なんかは演奏でぐいぐい引き込ませるけど、Beck はその存在感で見る人を惹きつける。特に今の Beck にはキラキラしたオーラがあって、ラブリーで、どこを取っても愛すべきスター。そんな人がこれらの素晴らしい曲の作り手ななんだからもう最強です。
終電を気にするヘッドライナーとして散々いじられましたが、このステージを見れば、彼のスペシャルっぷりが分かったのでは。

前回の来日は爺さんみたいだった Beck。多くの人がその記憶をアップデートできたかと思うと、良い来日だったなぁと思ったり。さて、次はいつ、どんな Beck を見れることやら。

ちなみに無事に新幹線に乗って帰ったそうですよ(目撃談多々あり)

@song_115 - Instagram

7/21 ソウル公演(レポート)

さて、まずはソウル公演について。(ちなみに、このレポートは帰りの空港&飛行機でしたためたものです。つまりフジロックを観る前)

* * *

行ってきましたソウル! 本当に行ってよかった!
ソウルオリンピックが開催されたオリンピックパークにある、その名もオリンピックホールというわりと小ぶりな会場で行われました。1回がスタンディングで、上が席。初来韓ということもあってか、会場の壁面にはどでかい横断幕(?)が掲げられ、記念写真が撮れるフォトブースなどもあり、アイドルのコンサートかよという様子でした。

160724a

私はなぜかものすごく早く会場にきてしまい、スタッフがふらふらしている会場入口をぼけーと眺めながら風に吹かれることに。
しばらくすると、…ん? 白人の少年がいる…、いや、待て、あの足のでかさ、腰の細さ、てかあの顔は、BBBBeck じゃんかよ…!
そう、Beck が会場前をふらふらしてたんです! 神の御導きです。恐るべきB運を朝鮮半島でも発揮する私。Beck は眩しい白の半袖(!)Tシャツと黒のスキニー、グレーのスニーカー、そして謎のお子様帽子というラフな出で立ちで、自分の横断幕を撮影したり、フォトブースで写真を撮ってもらったりと楽しそうでした。(私は持ち場を離れず遠くから見てただけ)

160724b(Via @HyundaiCard

Beck が去ったあとしばらくしてリハーサルが始まり、プレイするであろう曲がもれ聞こえてきたり…。さっきそこらへんを歩いてた人の歌声が聴こえる木陰で、ひとり贅沢なひと時を過ごしました。風にのる Lost Cause… Baby you’re a lost…

会場入りはスムーズでした。番号順に並んだ客をスタッフが会場内の前方まで誘導したので、日本でありがちな最前強奪戦ダッシュにはならずなめらかでした。チケットの購入もキャンセル可能だし、全体的にいいシステムだなぁと思った。スマートだぜ韓国。鬼番号を持っていた私は抜かりなく最前中央やや右をゲット。うぉん、高まる〜

ライブは1時間半くらいのセットでしたが、とっても楽しかったし、感動的でした。終わって欲しくなかった…! やっぱ動画で見るのと全然違うね! あったりまえだけど。
(少なくとも前方の)お客の Beck 愛が半端なかった(無論私も含む)。もう Beck が何をするにもオールオッケーなウェルカム感。男も女も、Beck がちょっと近づいたり変な動きするだけで、感動そして歓喜の歓声ですよ。伝説の霊獣が目の前で大好きな曲を歌って、変なダンスをして、ギター弾いてるんですからそりゃそうです。私もあんな活きのいい Beck を見たのは初めてだったので嬉しい嬉しい! Beck は足元のカンペを見ながらの「ア ニョ ハ セ ヨ…」と言ってました。かわいいったらもう。練習したんだね…!

アゲ → 渋 → 泣 → 再アゲ → 激アゲ の構成もメリハリがあってすごくよかった(知ってたけど)。でも [再アゲ] が始まるとあと何曲かが確定しちゃうのでちょっと切なくもある。
[泣] ではアコギで5曲もやって俺得でした。“Everybody’s Gotta Learn Sometime” を聴けたの嬉しかったし、すごくよかったー。声も伸びやかでうっとりです。エターナルサンシャインが最近韓国で再上映されたらしく、ちょっと話題だったんだよね。サービスいいね!
“Dreams” と “Blue Moon” を Beck は外して歌うので、シンガロンしづらいったらない! Beck に引っ張られてみんな音痴なシンガロン。でも大好きだから構わず歌うオレたち。欲を言えば “One Foot〜” をやってほしかったなー
単独公演にしては短いセットだったけど、楽しい、聴かせる、素晴らしいライブですた。この時期の Beck を見逃さなくてよかった!
(セットリストは前投稿をご覧ください)

以下は littlepinkstarz さんの写真とビデオです。Thanks!
 icon-arrow-right http://littlepinkstars.net

160724cストライプのシャツ+ジャケットで登場。あぁん、ライダースが見たかった〜!

160724dアンコールは白のハット+ジャケにピンクのドットシャツ! このかわいいシャツもSaint Laurent SS16 の品。

 感涙だよ…! 映像は上記のリンクにあと3曲あります。

“Debra” の映像です。謎のポーズ、なにコレw。コレ以外にもなにソレw的な謎ダンスを多々ご披露してました。

#땡땡이#핑크#셔츠 입고 재등장! #beck #벡 #잔망 #귀요미 #내한 #올림픽홀

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* * *

ライブ後、普通に外にいたジェイソンをゲット。ジェイソンは超ハンサムでフレンドリー! ドウェインも来て、ナイスガイでした。(your beat is so nice とか Beck の歌詞の複合みたいなことしか言えなかったけど)

Beck も現れ、待ってたファンの群れに寄ってきてくれて、和かに終始笑顔で対応してました。やさしいなぁホントに…! 私は言葉が出なくて何も話せなかったけど、Beck は宙に浮いてた私の手をそっと握って下さいました。恩寵か…(そして通りすぎた。精霊か…)

Beck はライブ前もライブ中もライブ後も、ふわっとした光を放ってるように見えました(エルフか)。それがすごく素敵でかっこよかった…! 表情も良くて、充実してるんだなぁと思った(勝手な見解だけど)。それはファンにとっても非常に喜ばしいことだし、これが末永く続けばよいなと、帰りの地下鉄の駅でしみじみ思ったり。

韓国公演はチケットのシステムにしろ、お客の質にしろ色々オススメです。近いし時差もないし言葉も英語圏より何とかなる率が高い。また来るよんって言ってたんで、その時のために貯金しとくと大吉です。

最後に空港で捕獲された Beck ファミリーのスナップをどうぞ。マリッサを探せ!
(父ちゃんだけ冬か)

160724e(via @HyundaiCard

 
※一番上の写真は @song_115 さんより

by Koen Keepers

7/3 Rock Werchterに出演

さて、3日のツアー最終日は、ベルギーのウェルフテル(Werchter)で開催された Rock Werchter に出演しました。このフェスは配信があるとこを寝しなに知ったのですが、後でアーカイブが見れる雰囲気が漂ってたのでそのまま安眠しました(アーカイブはアップされず)。セットリストは下記です。

  • Devils Haircut
  • Black Tambourine
  • Think I’m In Love / I Feek Love
  • Soul Of A Man
  • Mixed Bizness
  • Go It Alone
  • The New Pollution
  • Lost Cause
  • Dreams
  • Loser
  • Girl
  • Sext Laws
  • E-Pro
  • Where It’s At

写真はめちゃんこありますが、なぜか上を向いている写真が多いです。by WIM さんと Rob Walbers さんの写真(下のも)がかっこいいです。上は Koen Keepers さんの写真。

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これにてヨーロッパツアーは終了です。お疲れさま!