by James Richards IV - brooklynvegan.com

9/15 Riot Fest 2018に出演

15日はイリノイ州シカゴ(Chicago)の Douglas Park で開催された Riot Fest 2018 に出演しました。Beck は2日目のヘッドライナーです。セットリストは下記。

  • Devils Haircut
    Loser

    The New Pollution

    Mixed Bizness

    Wow

    Black Tambourine

    l’m So Free

    Lost Cause /Acoustic

    Blue Moon /Acoustic

    Dreams

    Girl

    Up All Night

    E-Pro


    Where It’s At – Cars(with Gary Numan)

短いセットですが、アコースティックやってますね。フーン。
この日は “Where It’s At” に Gary Numan がゲスト出演しました。ロジャーマニングの紹介時に Gary Numan の “Cars” をプレイ、そこにご本人が登場したわけです。ロジャマニ紹介曲は、最近は “Blue Monday” でしたがちょっと前まで “Cars” だったんですよね。同フェスに Gary Numan が出演してることを知って誘ってみたのかな? 映像があります。Beck 楽しそう。

 
踊る Beck 集。このフェス、ステージ近いんだね。いいなぁ。最後のちょこちょこ退場シーンが笑えます。

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写真は今の所 brooklynvegan.com にぼちぼちあります。遠方からですが。最近は遠方ばっか。一番上の写真もこちらから、James Richards IV さんの撮影。

次は St. Louis です!(さっき終わったけど)

by Christopher Goyette - reviler.org

9/13 Minneapolis公演

ミネソタ州ミネアポリス(Minneapolis)にある The Armory での単独公演からツアーが再開しました。オープニングアクトは Julian Casablancas 率いる The Voidz。The Voidz はこのあと4公演のオープニングを務めます。
Beck はピンクのジャケットで登場。セットリストは概ね変わりませんが、ちょっと違います。アコースティック多めの充実の単独公演セットですね。

  • Devils Haircut
    Loser

    The New Pollution

    Mixed Bizness

    Colors

    Qué Onda Guero

    Debra /Solo Acoustic

    Think I’m In Love

    Earthquake Weather

    l’m So Free

    Lost Cause /Phoenix version

    Go It Alone

    Lost Cause /Solo Acoustic

    Take Me With You(Prince cover) /Acoustic

    Say Goodbye /Acoustic

    Rowboat /Acoustic

    Blue Moon /Acoustic

    Dreams

    Girl

    Up All Night

    Sexx Laws

    E-Pro


    Wow

    Where It’s At

“Lost Cause” は先日共演した Phoenix スタイルを取り入れてたようです(ピロピロしたキーボードが入る)。楽しかったんだな。

ミネアポリスではお決まりとなった Prince のカバーですが、この日はバンドと “Take Me With You” をやってます。

あと “Rowboat” もやってる。イマ Beck によるセルフカバー、素敵です。もっと聴きたいなー。

 
リハの様子を地元のラジオ局が載せてました。

一番上の写真は reviler.org より Christopher Goyette さんの撮影。遠方からですがこちらの写真もきれいです。

次は15日にシカゴで行われている Riot Fest に出演しまーす。

9/12 Phoenixのライブにまたしても出演

本日も Beck は Phoenix のライブにゲスト出演しました。場所は同じ Fonda Theater。Phoenix は5日間も同じ会場でライブやってるんですね(間に別の会場を挟んでるけど)。同じところで5回も見れるのすごいな。Beck はアンコールでハット、カーディガン的な上着、ボーダーシャツというナイスなスタイルで登場、前回と同じく “Lost Cause” と “Jack-Ass” を Thomas Mars と一緒に歌いました。映像があります。

楽しそう。こんなノリノリな “Lost Cause” は珍しい。そして珍しく腕時計をしてるね。


Beck は明日からツアーを再開します。まずはミネアポリスです。そしてシカゴやカンザスなどの北アメリカの真ん中らへんを周り、下旬にキャリフォルニアに帰って来て、10月6日のメンフィスで締めです。そして、LA で15日より開催される Adobe のカンファレンス「Adobe MAX」のお楽しみイベントである「MAX Bash」に出演します。16日です。Adobe のカンファレンスで余興するのは今年2回目ですね(3月にラスベガスでやった)。それが終われば今の所ライブの予定はありません。なにする? なにするの!?

@wearephoenix - Instagram

9/7 Phoenixのライブにゲスト出演

Beck は7日、LA の Fonda Theater で行われた Phoenix のライブにゲスト出演しました。公の場に登場したのはサマーソニック以来です。Beck はアンコールの “Lovelife” の時に登場し、“Lost Cause” と “Jack-Ass” を Thomas と一緒に歌いました。映像がありんす。素敵です。

 


話はおもいっきり変わりますが、Beck 公式の GIPHY チャンネル( SNS とかで遊べたりする Gif アニメ・ライブラリー)に、私が10年くらい前に作った 縄跳び Beck がちょろっと紛れていますが、こいつは絵も古いし透過もきれいではないので、差し替えて欲しい気持ちいっぱいで新しい Gif を作りました。気づいて公式!

@motockiyo

8/19 Summer Sonic 2018 に出演(東京編)

さて翌日は東京(という名の ZOZO マリンスタジアム&幕張メッセ)に移動です。この日の朝も前日同様目覚ましが鳴る前に起床! コーラをチャージして新幹線でGoです。新横浜で降りてそこから車で幕張に向かいました。Beck を見た後に Beck を聴きながら Beck の元に向かうという至福…! 待ってろよ…!(とか言って Beck より早くついたけど)

そういえば Beck はバンドが来る前にしれっと来日しており、京都をぶらぶらしてたみたいですね。通常だと京都はマジんこ暑いはずですが、Beck が来た日から奇跡的に涼しくなり、サマソニ当日もそれほど暑くなく、この夏にしては比較的快適な数日間でした。さすが Beck ありがとう!(?)

幕張は大阪より全然過ごしやすかった! マリンしか行かなかったけど、食べ物も気が利いてたし(パピコとか浅漬けとか)、妙な行列もなく、トイレも普通で、簡単に椅子に座れた。車もメッセの駐車場に余裕で停めれたし、ぶらっ気楽に来れる感じ。

Beck がお立ちになられるのはもちろんメインの MARIN STAGE。Beck 前は大阪と同じく Chance The Rapper、その前が Mike Shinoda of Linking Park です。私はその前のなんちゃらっていう日本のエモいバンドの終盤らへんにアリーナに降り、わりと良い位置で Shinoda を見ることに。Shinoda を聞いたのは昨日の大阪が初めてだったけど、なんかすごい感動した。ガチファンたちの Shinoda へのあふれる愛にシンクロして、知らないのに一緒に歌ってたし。音楽の好みはあるけれど、あの幸せしかない空間にいれたのは素敵な経験だったわ。最後らへんで Shinoda が柵前に来た時は揉みくちゃになって死を垣間見たがな。その揉みくちゃの体制のまま Chance The Rapper に突入。周りはいつの間にか英語と日本語を話すナウなキッズでいっぱいだ! 大阪とノリが違うぜYo! 2回目だったからかもしれないけど東京 Chance の方がより楽しめた。やっぱすごいねー

Chance のガチファンが去ったので、マジか!? まさかの最前列!
Summer Sonic を最前列で見る日がこの私に来ようとは…。これが終わったらしばらくは見れないかもしれないので、今回は超がんばってここまできました。よくやった自分! 相変わらず後方にどれくらい人がいたのかは分かりませんが、気配からいって大阪より多かったのでたぶん4億人くらいですかね。

SE がとまり、照明が変わり、Beck のご登場です…! キラキラだ…! キャーーーキラキラーーー!

このキラジャケは、Sound and Vision の時に着てたやつかと思ったけどちょっと違うね。サンローランだと思うけど分からんちん。たぶんこのジャケットを着てステージに立つのは初めてです(Hambeck調べ)。特別ってことですアリガトウー!

“Devils Haircut” と “Loser” をキラジャケ+ハットなし+サングラスでキメ、“The New Pollution” からハット+サングラスなしでした。こだわるね!

この日もアクセル踏みっぱなしで突っ走りました Beck さん。大阪のセットとさほど代わりなく、“Qué Onda Guero” のかわりに “Soul Of A Man” “Black Tambourine” が加わった感じです。“Black Tambourine” 聴けてよかった! 相変わらず低音かっけー。“Think I’m In Love” も大阪と同じくショートバージョン。そして、今期から “Girl” の途中に Kanye West の “Power” をちょろっと挟んでます。“The New Pollution” も今までにないフレーズを入れてたり、“Up All Night” の前に “Hell Yes” のフレーズを入れたりと、定番曲でもちょこちょこアレンジを加えたりして、彼ら自身も楽しんでるんだね。

最近ほぼ必ずやってたアコースティック、Sea Change、Morning Phase はここ東京でもやりませんでした。なんでだろ? 夏だから? しっとりしてる場合じゃねーって? まぁそうだな!(でも Beck が引き出しの多さをフェス客にも見て欲しかったな)

この日は奇行的ポイントはあんまりなかったけど、
・タンバリンから顔(もちろん無表情)を覗かせてた。
・音が響くのが面白かったのか上を向いてでかい声で「Hello〜」って2回言ってた。
・「水欲しい?」と言って自分が飲んでたペットボトルをスタッフに渡して水(聖水)をまかせてた。
くらいかなー。 

“Up All Night” ではやっぱり DAOKO が出てきて馴染めなまま帰って行きました。…私にとってあのステージはファンタジーしかない夢の空間なので、照れや戸惑いみたいな素人くさいものはお呼びでなーい。まぁ大阪でちゃんと聴けたからいいけどさ。でも DAOKO への接し方に Beck の優しさを垣間見れたね。

そんなこんなしてたらもう “E-Pro” のお時間が。あぁ〜

“Where It’s At” で再登場した Beck は白ジャケ+白ハット+水色アロハ(サンローランです)にお召し替え! 東京でもアロハです。「Summer Sonic は2001年に出演したけど、見た人いる? その年に生まれた人は?」だって。17年ぶりだもんね、生まれた人いるわな。

おきまりのメンバー紹介は大阪と同じ曲目です。大阪でもそうだったけど、キーボードすごいいい音するよね! 野外で聴くと格別です。以前、ロジャマニ氏のインタビューで、貴重なキーボードだけどみんなに音を聴いてもらいたいって Beck が持ってくことを推したキーボードだよね?(参照) 曲が “Blue Monday” ってのも相まって、どよめき & 沸き立ちました。いつかあんな感じの音をメインとしたテクノ的なアレンジで何か1曲やって欲しいなー!

“One Foot In The Grave” をカッコよくキメて、ぐだって、倒れて、起き上がったのまではよかったけど、マイクをどうして拾わなかったのか! マイクなしのままカウントダウンをして “Where It’s At” を再開、メインボーカルなしのまま終わっちゃったんだけど…。カウントダウンからの再アゲがあってこその大団円なので、ちょっと消化不良よ。DAOKO がまたが出ててきてノリをつかめず戸惑ってるし、Beck はいつもの手鏡パントマイムを容赦なく DAOKO に投げかけて困らせてるし(JMJ だったらウインクして「あなたばっちりよ」的な返しをするところ)、なんかちょっと、今考えるともったいなかったなー。でも最後はめちゃくちゃ踊ってたし、楽しそうだったからまあいっか!

“Where It’s At”のビデオを貼っておきます。

“Where It’s At” 中、感謝の言葉をくれた Beck。とてもいい顔してました。こっちこそアリガトーだよ!

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<セットリスト>

  • Devils Haircut
  • Loser
  • The New Pollution
  • Mixed Bizness
  • Colors
  • Wow
  • Think I’m In Love
  • Sexx Laws
  • Soul Of A Man
  • Black Tambourine
  • l’m So Free
  • Dreams
  • Girl
  • Up All Night (with DAOKO)
  • E-Pro
  • Where It’s At


 
プロショットの写真は、Summer Sonic のオフィシャルにアップされています。
 icon-arrow-right http://www.summersonic.com/2018live/tokyo/beck/
 


80分に満たない短いセットでしたが、両日ともエネルギッシュでスピード感のある楽しいライブでした。儚く散ったアゲまくりの2日間。スタジオコーストで体験したような濃密さはなかったかもしれないけど、夏フェスらしい刹那的なから騒ぎで Summer Sonic を締め括ってくれました。

Beck の音楽はやはり、音が完璧にレイアウトされた録音物が完全体ではあるが、ライブでも、印象ががらっと変わってしまうにも関わらず、ぜんぜん楽しめるからすごいです。ライブは Beck の生身のお姿や声はもちろん、バンドと音楽を楽しんでる様子や、ファンを喜ばせたいという思いに直接触れられる貴重な機会だし、彼のアートを体に浴びれる唯一の場所でもある。今度はいつ見れるのか分からないけれども、再び私たちの前に舞い降りて、楽しくてかっこよくてラブリーな Beck ワールドを見せてくれることを切に願います。

Beck、3年連続で来てくれて本当にありがとう! See you!