本日、<The Tonight Show Starring Jimmy Fallon> に出演し、“Up All Night” を披露した Beck。その映像がすでにアップされています。
(Youtube にアップされました。日本からでも見れます)
いいね! 回を重ねるごとに良くなってる感じっすね(Beckが)。
写真は Getty にちらほらアリ。
Beck はインスタにリハの様子をアップしてます(収録は今日だったのね)。


本日、<The Tonight Show Starring Jimmy Fallon> に出演し、“Up All Night” を披露した Beck。その映像がすでにアップされています。
(Youtube にアップされました。日本からでも見れます)
いいね! 回を重ねるごとに良くなってる感じっすね(Beckが)。
写真は Getty にちらほらアリ。
Beck はインスタにリハの様子をアップしてます(収録は今日だったのね)。

今週水曜の <The Tonight Show Starring Jimmy Fallon> にミュージカルゲストとして出演します。日本では木曜日にアーカイブが見れると思います。上の写真が収録した時の写真であれば、Beck がギターを持ってるので “Up All Night” ではないですね。ていうか後ろの映像からいって “Dreams” か。それとも2曲やるのか。でもこの写真、外っぽいしテレビにわざわざスクリーン持ってかないか! 収録時の写真じゃないね?(うるさい、見ればわかるって)。ちなみに The Tonight Show はニューヨークの NBC Studios で収録なので、Beck は現在ニューヨーク入りしています。また、9日はニューヨークの Spring Studios でヒルトンのオーナーのためのプライベート・ショーをやります。
フジテレビ <Tune> で Beck のインタビューが放送される予定でしたが、その放送日が公表されました。8日金曜の深夜27:35〜28:05だそうです。つまり9日土曜の早朝3:35〜です。ど深夜です。サッカーが延長した際、放送時間繰り下げの場合もありとのこと。Beck の出演は「Hot Tune」というコーナーだそうです。
1月の終わりに開催される第60回グラミー賞ですが、BEST MUSIC VIDEO に “Up All Night” がノミネートされています。他には Jain “Makeba”、Jay-Z “The Story Of O.J.”、Kendrick Lamar “HUMBLE.”、Logic Featuring Alessia Cara & Khalid “1-800-273-8255” が選ばれています。
https://www.grammy.com/grammys/awards/60th-annual-grammy-awards
ちなみにグラミー賞の選考は9月末日締めなので、10月発売だった「Colors」は来年度分になります。
以上! おやすみ!
私の聴き方による感想です。アルバム制作の背景などの解説や、他者との比較とかはないので、なんの参考にもなりません。あしからず。
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「Colors」がこんなに気に入るとは思わなかった。いわゆるポップスという音楽は好みではなかったし、ましてはその上位に君臨している Greg Kurstin がらみのアルバムなんて、私とはほとんど関係ない世界にある音楽だと思っていた。実際 “Dreams” は(実は)それほど好きではなかったし、“Up All Night” をサントラで初めて聴いた時(2016年9月・この後ブラッシュアップさせてる)も「こ、これを Beck がやるのか…?」と愕然とした。“Wow” は Beck 新味って感じでそれなりに楽しんだけど、“No Distraction” をリークで聴いたときはそのダサさに軽い鬱になったくらいだ。そんなわけでこの「ポップBeck」のターン中は、ひとり暗い塹壕に閉じこもって嵐が過ぎ去るのをじっと待つ覚悟でいたのだ。だが正式なシングルである “Dear Life” を初めて聴いた時、ちょっと待て、私はまた要らぬ心配をしていたのでは?と気づいた。すごくよかったし感動したのだ。Beck は自由になったんだと思った。そしてようやく Beck がこのアルバムでしたかったことがなんとなく分かった気がした。Beck ごめん、私はあなたが Beck だということを少し忘れていた。予想を裏切り、期待を裏切らない男、Beck Hansen。「Colors」、なにコレ、最高じゃないか!
“Dreams” から2年もたってからのアルバムリリースになっちゃったけど、そのおかげでポップな Beck を受け入れる覚悟は出来ていたので、それはそれでよかったのかもしれない。もし何の前情報もなしにこのアルバムを聴いていたら、混乱と動揺で2〜3日は眠れなかっただろう。それでも初めて「Colors」を通して聴いたときは、驚きとそれにともなう半笑いで口が開きっぱなしだった。音が何もかも新鮮だった(音楽界にとっての新鮮な音ではなく、Beck が今まで出したことがないという意味での新鮮さね)。軽快なメロディーや、縦ノリなギターサウンド、ベタなフレーズなど、今まで Beck が避けていた展開や音が盛りだくさん! スタイルをコロコロ変えてきた Beck ではあるけれど、ここまで自分の持ち味を放り投げたのは初めてだよね。その持ち味が大好きな私としては裏切られた感も無きにしも非ずだけど、その執着のなさと勇気には脱帽したし、何よりここまで振り切った潔さに感動すらした。しかもきっちりと上モノに仕上げてくるんだからすごい。最初こそ Beck っぽくないと思ったが、今や完全に Beck のサウンドにしか聴こえない不思議!
作りがものすごく丁寧だと思った。「Morning Phase」もそれはそれは丁寧に作られていたけど、「Colors」はそのノリとは裏腹に、すごく慎重に真剣に作った真面目なアルバムだと思う。本人も「全力で作った」と言っていたけど本当に渾身の1枚だと思った。聴きやすいけど、あざとくなりすぎず、取っ付きやすいけど、安っぽくなりすぎず、すべてが狙い通りに綿密に考えられている感じがする。毎朝起きると日替わりで曲が脳内再生されるほど、ほどよく中毒性のあるメロディーが各曲に備わっているし(そりゃライブ映えするわ)、あざといまでの型通りの展開は、むしろ「そうこなくっちゃ!」と素直に楽しむことができる(それがポップスか!)。それに Beck らしい洗練された音の重なりによる奥行き感、気持ちのよいスイッチ、挿し色的な1回使い切りの音などが加わり、単なるオーソドックスではないデザインされた何かにみせている。Beck はライターというよりはデザイナーよりなミュージシャンだなーと改めて思った。要素を客観的/俯瞰的に見て足し算引き算してる感じ。超細かくてしつこいしね。
聴いてて元気になるアルバムだが、浮かれポンチなアホ・ポップでは決してなく、あくまでエレガントで尻が座っているのも私が受け入れられた要因かもしれない。うすっぺらな多幸感は決してない。無駄な音も、冗長もない。洗練されたナードが真心込めて作ったポップサウンドなのだ。
歌詞がまたびっくらこいた。インタビューで「Greg に暗くなりすぎないようにテコ入れしてもらった」的なこと言っていたけど、Beck ひとりだったら絶対に出てこないであろう直接的なフレーズがちらほらあって面白い。I want you なんか4回も繰り返しちゃってマジかよ! 今までは孤独で独白的だった内容も、今回は相手がいて何か伝えたいような、’生きてる’ 感がある(ような気がする)。でも基本的には Beck は Beck で、達観されたやり切れなさみたいなものも健在してはいるが(安心要素)。
そして ‘Free’ という言葉がキーになっているのも私にとって感慨深い。’自由’ は、中年になった近年の自分にとっても意味深いキーワードなのだ。環境からの自由と自分からの自由。いかに自由になるかは自分の考え方ひとつだったりするのだけれど、時にそれは難しく、ジレンマに悩まされることもしばし。なので同じ中年であり我らの大将である Beck が I’m so free と高らかに歌ってくれたりすると単純に嬉しいし、なんか「うん、そうだよね」と思うのだ。自由、大事だよね!
たぶん今までだってやろうと思えばできたと思うけど、これは Beck がやっちゃいけない類のアルバムだった。無論「これを Beck がする必要あるのか」という批判もある。好みも分かれるだろう。旬な音ではないかもしれないし、世界が Beck に期待してるのはコレではなかったかもしれない。でも Beck は自由になったのだ。誰かが勝手に決めた「Beck がすべき音楽」なんて今の Beck には関係ない。Me からも You からも自由になって、ただピュアな気持ちで、自分がやってみたかったサウンドにトライしたのだ。
フェスティバルで体感したオーディエンスの熱気を再現したかったと言っていた Beck。人生色々あるし、小難しい問題も多々あるけど、そういう「音楽たのしーイエーイ!」みたいなシンプルな人間になる時間は大切だよねというメッセージにも聴こえる。そう、これはあれこれ考えなきゃいけないアルバムじゃない。めんどくさい問題やめんどくさい自分はとりあえず置いといて、今夜はもう踊っちゃいなよっていうアルバムなんだ。心を解放して、自由になってさ。
(そしてまた1曲ずつ感想を書きなぐります)


日本人のミュージシャン DAOKO とコラボした “Up All Night” がリリースされました。
二人の対談がナタリーに掲載されています。
Beck × DAOKO 名曲に新たな彩りを加える、世代と国境超えた貴重コラボ
来日時にバンドでのパフォーマンスを撮影してるみたいなのでそのうち公開されるのでしょう。
私からは以上です。